NAD+はエネルギー代謝、DNA損傷修復、遺伝 子発現、ストレス応答を制御しています。 体内のNAD+は、10代後半頃をピークに加齢とともに減少し、40代でピーク時の半分になります。(図1)加齢とともにNAD+が失われていくとサー チュイン ※1 の働きが衰えて、これが老化や老化特有の病気を発症する大きな理由となっています。
NMNを投与すると、体内に吸収されたのち全身 の隅々に届けられ、NAD+が増加します。 そしてNAD+が増えることでサーチュインが活性 化します。
※1 サーチュイン遺伝子(全部で7種類見つかっている)か ら生まれるタンパク質(これも「サーチュイン」という)は酵素で、 細胞を制御するシステムの最上流に位置し、私たちの生殖と DNA修復を調節しています。